2020/09/17 08:36

占い師に言われて備前焼作家になっただけなので、陶芸家としての夢とかも無く。ただ漠然と最終的にデパートで個展できればいいなあと思ってました。

ただそのためには、賞をとったり、会に入ってつながり作ったり、何年もあとになりそうだなと思ってました。

陶友会という備前焼作家の組合だけには入り、他の会にはあえて入会しませんでした。派閥とか人間関係とかが苦手なので


まあ、デパートでの個展は夢のまた夢だなあと思ってました。



そんなある日、牛窓の窯場に1台のベンツが乗り込んで来ました。


うちの窯にベンツとは何ごとかと思いました。


出てきた初老の男性が私に対して言った言葉。



「私が、全国のデパートをおさえますから、佐藤さんは何もしなくていいですから。私に任せてください。」



おおー!なんだこの漫画みたいなセリフ🤣


そう。その初老の男性はデパートの催事を企画するプロデューサーでした。


話しを聞いてみると、私の作品を新聞📰で見てこれだと思ってベンツで乗り込んで来た様子。


最終目標がデパートでの個展でしたので、


何が何かわかりませんでしたが、


「よろしくお願いします」と答えました。


それから全国のデパートで個展させてもらえるようになりました。


まさに占い師が言っていた通りに進んでいったのです。


漫画のような佐藤和久の人生まだまだ続きます。🤣🤣🤣


画像はネットから拾ってきたベンツの画像です。

うちの窯にこんなん来たらビビるのでベンツでのご来場はご遠慮下さい!